■審査員による公開審査結果
☆最優秀賞
No.031 「おしゃべりなだんごさん」

☆優秀賞
No.009 「だんごdeだんGO」

No.014 「だんごでだんらん♫ あそべる つつみ」

No.030 「足元から魅了する打吹公園だんご」

■一般投票結果(会場&Instagram)
1位 No.031 おしゃべりなだんごさん
2位 No.019 だんご漂香「Utsubuki.」
3位 No.030 足元から魅了する打吹公園だんご
3位 No.017 UTSUBUKI KOUEN DANGO GO!!
■デザインシードコンテスト 全体講評
『アバンギャルドな公園だんご』、⾰新的、常識を壊して新しい表現に挑む、という意味の“アバンギャルド”と、倉吉の伝統的な和菓⼦の“打吹公園だんご”の組み合わせからどのようなデザインが⽣まれてくるのか。そのような期待と好奇⼼から始めた今回のデザインシードですが、⽇本全国から、グラフィック作品や⼯芸作品、ゲームやプロダクト、アニメや商品提案といった多種多彩な作品が本当にたくさん集まり、開催期間全体で1,000⼈近くの来場者の⽬を楽しませてくれました。
コンテストの審査は、4⼈の審査員が各⼈10点を持ち、1作品5点を限度に合計が10点となるよう点数を配分していく⽅式で⾏いました。どの作品も個性的で魅⼒的な作品が多く、かつ審査員のだれもが選考に困るほどのクオリティと表現⼒を備えており、すべての作品に点数をあげたいほどでしたが、そこは審査員として厳正に審査を⾏いました。
審査結果ですが、グランプリを受賞した『おしゃべりなだんごさん』は、打吹公園だんごのイメージから和⾵でキュートな三姉妹を⽣み出したことによって、公園だんごの新たなキャラクターを登場させたこと、これにより今後さまざまなデザイン展開が期待できる点が⾼く評価され、⽂句なしの受賞となりました。また、会場とInstagramで実施した⼀般投票でも1位となるなど、コンテスト審査員だけでなく⼀般の⼈からも⾼い評価をいただいていました。
優秀賞は2点を選考する予定でしたが、グランプリの次点が3点同点得点となり、審議の結果3点とも優秀賞に選出することとなりました。
優秀賞1点⽬の『だんごdeだんGO』は、公園だんごを「⽴体三並べ」に⾒⽴て、サイコロの⽬によって、⽩、緑、茶の3⾊の⽟をだんごの串に差し、先に直列に並べた⼈が勝つというゲームで、実際に遊んでみるとなかなか奥が深く、結構熱中してしまう魅⼒を持った作品でした。また、デザイン性にも優れた点が評価されていて商品化の期待できる作品でもありました。
優秀賞2点⽬の『だんごでだんらん♫ あそべる つつみ』は、いわゆるボードゲームなのですが、ゲームのパッケージが⾵呂敷でありゲーム盤である点も含めそのデザイン性の秀逸さに加え、オリジナルのゲーム世界の構築に素晴らしものがあり、これもまたゲームをとおしたデザインの可能性を広げてくれた作品でした。
優秀賞3点⽬の『⾜元から魅了する打吹公園だんご』は、なんと!公園だんごをスニーカーにしてしまうという型破りな着眼点が、審査員だけでなく会場を訪れた多くの⼈から「考えもつかなかった」という感想が聞かれるほど「アバンギャルド」なデザインを創出している⼤胆でクリエイティブな発想が評価された作品でした。
グランプリ、優秀賞の他にも、デザイン性、アート性に優れた作品、記憶に残る作品、商品となったらぜひとも⼿に⼊れたい作品など⾮常に優れた作品が数多く集まり、結果、たくさんの来場者に喜んでいただいたことに対し、応募いただいたみなさんに、⼼より感謝を申し上げます。
⿃取県デザイナー協会 会⻑ 清⽔⽂⼈

「デザインシードコンテスト」とは?
鳥取県の倉吉市には、明治13年(1880年)の創業以来添加物を一切使わず、だんご作りただ一筋に今日まで変わらぬ風味を守り続ける『打吹公園だんご』があります。 鳥取県民に、“だんご”といえば、誰しもがこのだんごを思い浮かべるほど有名な和菓子です。
このコンテストは、『打吹公園だんご』をモチーフとした、“驚くべき”デザイン作品・アート作品を創造してもらうことによって、《地域の新たな価値創造》を行うシード(デザインの種)を見出していこうと開催するものです。
もちろん種ですから、荒削りなところ、未熟なところ、技量の足らない点は当然あるでしょうが、このコンテストではそれらは審査の対象ではありません。私たちはそれを超えて輝く<何か>の創造に期待しています。
あなたの独創的な発想で、たくさんの人々に共感と感動を与えてくれるユニークな作品を生み出してください。
